キャリアカウンセリングが必要とされる理由
キャリアカウンセリングが必要とされるのには3つの社会背景があるといわれています。
その社会背景とは、 第1番目に「少子高齢化」
少子高齢化とは、言葉の通り出生率が下がり、人口が減る中で高齢者が社会に増えていく現象のことです。
とりもなおさず我々キャリア開発の支援の立場から考えると、若者が少なくなり働く場においても高齢化が進むため、若者が就く仕事の量が増えるか、質が求められるかなど、さまざまな条件が発生し、活躍する場の幅が厳しくなると思われます。
第2番目には「経済のグローバル化」
例えば、海外との経済取引ひとつを見ても、かつては物が国境を越えて異動する貿易が中心だったのが、最近では資本が国境を越えて異動し、さらには経営ノウハウがそれに伴って移動する海外直接投資の比重が高まってきています。
これにどう対応していくかが、非常に重要な問題で、国内の労働市場だけに注目した人材活用だけでは対応しきれなくなってきています。
これはなにを意味するかというと、経済がグローバル化することで、自分の国の中での仕事が減り、海外へ仕事が流失し国内での仕事が減少することを意味しています。
第3番目は「社会や技術の変化の加速度」
社会や技術が加速的に変化する現在、それに対応できる人材を育成することが求められています。
この事はかなり重要かつ深刻なことです。
この問題を「人材の育成が求められる」と簡単に済ませると、日本の中で有能な人材が不足し、必要なスキルをもつ人材がいなければ、有能な人材は海外に依頼することになり、有能な人材が海外から派遣され、日本に入ってきて仕事をするということになりかねない事なのです。
現にコンピュータープログラム関係のお仕事の世界では、インド系の人材が多く来日しているのが知られています。


