得難きの貨は人の行いを妨げしむ(老子十二章)
お金に四苦八苦していると「平常心」をなくす。という意味。
日常、生活するには当然のことながら「お金」が必要ですが、
お金儲けだけを目的に仕事や物事をしていると、お金のことばかり
頭にあり、本当はその仕事の意義や、しいては自分自身の存在意義
すら忘れてしまうことがあるということです。
お金ばっかりを追いかけ、お金儲けだけのために仕事をすると、「こころ」
や「魂」が乱れてしまい、へ平常心を失い汚れた心になってします。
いや、お金儲けが「悪」だといっているわけではありません。
当然、社会生活をするにはお金はゼッタイに必要ですが、お金儲けを生きる目的に
するのではなく、人として、人間として、日常生活や社会生活を通して成長させて
もらえることもじっくりと噛みしめながら、人間らしい生き方を手に入れることが大切
なのではないでしょうか。
そして、「泥棒に追い銭」という諺もありますが、泥棒にも泥棒の言い訳、言い分がある
誰人も、自分を正当化するための理由があるということです。
「家族を養うためにはこうするしかなかった」、とか、「もった贅沢がしたかった」など。
誰もが自分が正しいと思っているからこそ、すべての人々が正当化や言い訳をする
わけですが、自分の言い分だけを通すことは「自分の我」を通していることに気付き、
話し合い、理解しあえる、対話という人間らしい行動をとることが一番大切なのでは
ないでしょうか?
頭ではわかっていて、人に指導したり、インストラクターや講師をする人でも、これが
出来ない人もいるのが残念で仕方ありません。
お金は大切ですが、お金は人のお役に立った分しか入ってきません。
何故なら、
お金=収入は、その価値に対する対価であり、自分の命の代償なのですから!



